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スペイン語作文の方法(構文編)  好評参考書

内容説明

■スペイン語の作文力を確実に身につける、本格的な入門書。
■165の構文パターン別に、課題文165・練習493題を訳しながら、文法規則に従い、意味が正しく通じるスペイン語を書く力を養成。
■実践的な解説と豊富な例文によって、作文のコツを習得。
■課題文165の日本文・スペイン語解答例を対訳形式で収録した付属CD。
■本書で取り上げた表現や構文を網羅した詳しい巻末索引。

「はじめに」より
 本書は日本人を対象としたスペイン語作文の自習書です。スペイン語を読む・聞く・書く・話す能力のうち、本書では書く能力の向上を目標にします。一通り初級文法と呼ばれる文法規則を覚えただけでは、外国語を理解することはもとより、話したり、書いたりすることはできません。これは当然のことです。材料となるもの、たとえば構文や語彙の知識などが不足しているからです。本書の目的はスペイン語で文を書く際に必要な構文の知識を補強して、スペイン語での作文能力を高めることです。ある程度のスペイン語の学習歴がある方を対象にしていますが、初級文法の学習と並行して本書を利用されても、役に立つと思います。一人でも多くの読者が正確に自分の考えをスペイン語で表現できるようになることを願っています。

「本書の使い方」より
 日本人がスペイン語で文章を書くには二つのケースが考えられます。まず自分の考えを直接スペイン語で書く場合です。この場合は知っている構文や語彙、文法規則に従ってスペイン語で考えをまとめていきます。日本語を母語とする人がスペイン語で書くわけですから、ある程度日本語の干渉は避けることはできません。これを避けるためにはなるべく言い表したい内容を、直接スペイン語で考える努力をすることが必要です。

 もう一つは日本語で書かれた文をスペイン語に翻訳する場合です。本書では主にこの翻訳に焦点を当てます。外国語を読む・聞く・書く・話す能力のうち、おそらく「書く」ことが一番むずかしいのではないでしょうか。とりわけ、母語と系統の異なる外国語で書くとなると、その困難さは想像にかたくありません。

 日本語の名詞・形容詞・副詞・動詞などがそのまま、スペイン語の同じ品詞と対応するのであれば、翻訳はそれほどむずかしくはないでしょう。しかしこの二つの言語は構造が異なります。日本語の語彙を用いて日本語の構文で表された意味内容を、スペイン語の形式(構造)に従って、スペイン語の語彙を使って表現するときに誤りが生じます。誤りのタイプとしては

 1)文法的な誤り(名詞と形容詞の性・数一致や主語と動詞の一致など)
 2)構文の誤り
 3)語彙の選択に関する誤り
 4)発想の違いによる誤り

などが考えられます。本書で1)と2)のタイプの誤りのないスペイン語を書く訓練をしましょう。3)と4)は防止することが最もむずかしい誤りですが、まずスペイン語の文法規則に従って、意味が正しく通じる文を書くことを目指しましょう。

 さて、本書の使い方ですが、まずヒントを参考にして、課題文をなるべく辞書の助けをかりずにスペイン語に訳して、それを解答例と比べてみてください。そしてできれば課題文の解答例を付録のCDを聞いて暗記してください。次に練習問題を同じ要領で訳してみてください。ただ、本書の利用法はこれだけはありません。課題文がむずかしいと感じる人、あるいは解説の文法的説明が苦手な人は、解答例のCDを繰り返し聞いてから、課題文に挑戦されてもかまいません。また、第1章から始めるのではなく、どの章から始めてもかまいません。目次を見て、比較的簡単そうな章や興味のある構文から始めてもかまいません。

 本書の165の課題文はCDに収めてありますので、繰り返し聞いて、実際に声に出して音読してみてください。時間がかかってもかまいませんから、できれば165の課題文をスペイン語で言えるようにしてみてください。音読することによって、また繰り返し聞くことによって無意識のうちにスペイン語の構文になじむことができます。

 165の構文と493の練習問題が本書に収録してありますが、これはかなりの分量です。したがって、すべての課題文と練習問題を終えたときには、確実にスペイン語の作文能力は向上しているはずです。

 最後に日本語をスペイン語に翻訳する際に特に注意したい点を記しておきます。

 1)日本語の構文をそのままスペイン語に置き換えない。
 2)スペイン語に翻訳する前に、元の日本語の文が何を言おうとしているのかを考える。
 3)個々の単語や語句の置き換えをしないで、その文における語や語句の意味を確認する。

 和西辞典を引く前にこの注意点を忘れないでください。どうしても不明な語を和西辞典で探す場合は、必ず調べた語を今度は西和辞典や西西辞典で調べ、用例をじっくり見て、その語が実際に日本語の意味に対応しているかを確認してください。辞書はじっくりと丁寧に引くことが大切です。
目次より
(アクセント符号は表示されません)

第1章 語と語の結合
▼1. 品詞
▼2. 文の要素
▼3. 結合の種類
 ▽3.1. 修飾関係
 ▽3.2. 支配関係
 ▽3.3. 動詞の統語型

第2章 名詞句・不定詞句・名詞節構文
▼ 1. 自動詞・再帰動詞構文
構文1 descender
構文2 pertenecer a ALGUIEN
構文3 gustar
構文4 basarse en ALGO
構文5 tender a + 不定詞句
構文6 enterarse de que + 直説法
構文7 desconfiar de que + 接続法
構文8 competir en ALGO con ALGUIEN

▼ 2. 他動詞構文
構文9 conservar ALGO
構文10 decidir + 不定詞句
構文11 anunciar que + 直説法
構文12 querer que + 接続法
構文13 dar ALGO a ALGUIEN
構文14 permitir a ALGUIEN + 不定詞句
構文15 decir a ALGUIEN que + 直説法
構文16 pedir a ALGUIEN que + 接続法
構文17 equipar ALGO con ALGO
構文18 obligar a ALGUIEN a + 不定詞句
構文19 considerar~ + 名詞句
構文20 considerar~ + 不定詞句
構文21 considerar~que + 接続法
構文22 mostrarse + 形容詞

▼ 3. 連結動詞
構文23 estar convencido de que + 直説法
構文24 estar contento de que + 接続法

▼ 4. 同格構文
構文25 名詞 + de + 不定詞句
構文26 名詞 + de que + 直説法
構文27 名詞 + de que + 接続法

▼ 5. 前置詞の支配
構文28 rechazo a ALGO
構文29 generoso con ALGUIEN

第3章 非人称構文
▼ 1. 連結動詞
構文30 Es mas economico + 不定詞句
構文31 Es una perdida de tiempo + 不定詞句
構文32 Es evidente + que + 直説法
構文33 Es necesario + que + 接続法
構文34 Es una verguenza + que + 接続法

▼ 2. lo + 形容詞句・節
構文35 Lo importante es + 不定詞句
構文36 Lo malo es que + 直説法

▼ 3. 与格構文
構文37 Me gusta + 不定詞句
構文38 Me conviene que + 接続法

▼ 4. 対格構文
構文39 Me alegra + 不定詞句
構文40 Me preocupa que + 接続法

第4章 関係節
▼ 1. 関係詞 que
構文41 先行詞 + que + 直説法
構文42 先行詞 + que + 接続法
構文43 否定された先行詞 + 関係詞 + 接続法

▼ 2. 関係詞 el que
構文44 関係詞 el queの限定用法
構文45 関係詞 el queの説明用法
構文46 関係詞el queの独立用法

▼ 3. 関係詞 el cual
構文47 関係詞 el cual

▼ 4. 関係詞 quien
構文48 No hay quien + 接続法

▼ 5. 関係副詞 donde
構文49 関係詞 donde

▼ 6. 強調構文
構文50 主語の強調
構文51 動詞の補語の強調
構文52 時の語句の強調
構文53 場所の語句の強調
構文54 前置詞句の強調

第5章 副詞節
▼ 1. 時を表す構文
構文55 cuando + 直説法
構文56 cuando + 直説法線過去
構文57 cuando + 直説法点過去
構文58 cuando + 接続法
構文59 al + 不定詞句
構文60 a la hora + 名詞句・不定詞句
構文61 mientras + 直説法・接続法
構文62 a medida que + 直説法・接続法
構文63 despues de + 名詞句・不定詞句
構文64 al poco de + 不定詞句
構文65 nada mas + 不定詞句
構文66 antes de que + 接続法
構文67 cada vez que + 直説法・接続法
構文68 desde que + 直説法・接続法
構文69 hasta que + 直説法・接続法
構文70 siempre que + 直説法・接続法

▼ 2. 原因・理由を表す構文
構文71 por + 名詞句
構文72 a causa de + 名詞句
構文73 debido a + 名詞句
構文74 gracias a + 名詞句
構文75 dado + 名詞句
構文76 por razones + 形容詞句
構文77 Como + 直説法
構文78 porque + 直説法
構文79 si..., es porque + 直説法
構文80 si..., no porque + 接続法, sino porque + 直説法
構文81 en vista de que + 直説法

▼ 3. 程度を表す構文
構文82 tan + 形容詞 + que + 直説法
構文83 tan + 副詞 + que + 直説法
構文84 動詞 + tanto que + 直説法
構文85 tanto + 名詞 + que + 直説法
構文86 no tan + 形容詞・副詞 + como para~

▼ 4. 結果を表す構文
構文87 por lo que + 直説法
構文88 結果のpues

▼ 5. 譲歩を表す構文
構文89 aunque + 直説法
構文90 aunque + 接続法
構文91 aunque + 形容詞
構文92 a pesar de + 名詞句
構文93 a pesar de que + 直説法・接続法
構文94 si bien + 直説法
構文95 mientras que + 直説法
構文96 por mucho + 名詞 + que + 接続法・直説法
構文97 por mas que + 接続法・直説法
構文98 por muy + 形容詞・副詞 + que + 接続法
構文99 接続法 + o no + 接続法
構文100 接続法 + 関係詞 + 接続法
構文101 cualquiera que + 接続法
構文102 aun a sabiendas de + 名詞句

▼ 6. 目的を表す構文
構文103 para + 不定詞句
構文104 para que + 接続法
構文105 con el fin de + 不定詞句
構文106 tener por objeto + 不定詞
構文107 no vaya a + 不定詞句

▼ 7. 条件を表す構文
構文108 si + 直説法現在
構文109 si + 接続法過去
構文110 si + 接続法過去完了
構文111 de + 不定詞句
構文112 a condicion de que + 接続法
構文113 con tal de + 不定詞句
構文114 mientras + 接続法
構文115 a no ser que + 接続法
構文116 a cambio de que + 接続法
構文117 en caso de + 不定詞句

▼ 8. 様態を表す構文
構文118 como + 直説法・接続法
構文119 tal como + 直説法
構文120 como si + 接続法過去時制
構文121 sin que + 接続法

第6章 その他の構文
▼ 1. 無主語文
構文122 天候のhace

▼ 2. 不定主語文
構文123 3人称複数の活用
構文124 se + 3人称単数の活用

▼ 3. 受動文
構文125 ser + 過去分詞
構文126 再帰受身

▼ 4. 不可抗力を示す構文
構文127 不可抗力を示す文

▼ 5. 不定詞・現在分詞・過去分詞の特殊な構文
構文128 sentir + 名詞句 + 不定詞句
構文129 tener + 過去分詞 + 名詞句

▼ 6. 使役・放任の構文
構文130 hacer + 不定詞
構文131 dejar + 不定詞
構文132 dejarse + 不定詞

▼ 7. 分詞構文
構文133 現在分詞の分詞構文
構文134 過去分詞の分詞構文

▼ 8. 様々な構文
構文135 no~, sino~
構文136 no..., sino que + 直説法
構文137 no solo..., sino tambien...
構文138 pero no por ello + 直説法
構文139 no poder por menos de + 不定詞句
構文140 una cosa es... y otra...
構文141 entre + 複数名詞句, figura...
構文142 no siempre + 直説法
構文143 Hay... entre A y B

第7章 比較構文
▼ 1. 形容詞の比較級規則形
構文144 mas + 形容詞 + que

▼ 2. 形容詞の比較級不規則形
構文145 mejor / peor que
構文146 mas + 形容詞 + de lo que

▼ 3. 形容詞の最上級
構文147 形容詞の最上級
構文148 uno de los + 形容詞の比較級

▼ 4. 名詞の比較級
構文149 mas + 名詞 + que~
構文150 mayor + 名詞 + que~

▼ 5. 副詞の比較級
構文151 mas + 副詞

▼ 6. 副詞の最上級
構文152 副詞の最上級

▼ 7. 比較の構文の応用
構文153 No hay + 否定語 + mas + 形容詞 + que~
構文154 No hay nada mejor que~
構文155 no ... tanto + 名詞 + como...
構文156 el + 名詞 + que mas + 動詞
構文157 cuanto + 比較級, 比較級
構文158 tanto + 比較級... cuanto que + 直説法
構文159 cada vez + 比較級
構文160 no + 動詞 + mas que + 名詞句・不定詞句
構文161 lo + 比較級 + posible
構文162 動詞 + lo menos posible
構文163 No hay mas que + 不定詞句

▼ 8. 数字を含む比較表現
構文164 序数詞 + 最上級
構文165 数量表現 + 比較級

練習問題解答例
索引
 

 

 

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