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対訳 フランス語で読もう「星の王子さま」  好評参考書

内容説明

サンテックスの永遠の名作を原文(オリジナルテキスト)で味わいたいすべての人々に贈る、待望の対訳書『星の王子さま』(注解つき)!

■初級文法をひととおり習い終えた方、かつて習ったフランス語をもう一度勉強し直そうと思っている方、中級レベルの読解力を身につけたい方、そしてサンテックスのフランス語の美しさを味わいたい方すべての要望に応える、詳しくていねいな注解つき。
■原文のひだ、思考をあとづける逐語訳にちかい訳文。読みやすい対訳形式。
■巻末付録:「訳し方の手引き」「フランス語文法のおさらい」
                  
         

【はじめに(本書の使い方)】
 本書は、初級文法をひととおり習い終えた方々、中・上級レベルの読解力を身につけたい方々を対象に、「永遠の名作 Le Petit Prince のフランス語の美しさを味わってみよう」という趣旨で企画されました。
 原文のひだ、思考をあとづける逐語訳にちかい訳文を、読みやすい対訳形式にしました(p.6~183)。また、初心者にやさしく、同時にフランス語を深く勉強した方々にも役立てていただけることを目標に、できるだけ詳しくていねいな注解(p.185~248)を心がけました。
 巻末付録として訳し方の手引き(p.249~252)をつけました。翻訳のコツを示すとともに、日本語とフランス語の発想や表現の違いを比較してあります。
 かつてフランス語を習ったけれどだいぶ忘れてしまった、という方も多いかと思います。動詞活用形や重要ポイントをまとめたフランス語文法のおさらいp.253~268)を用意しました。文法を思い出すきっかけにしてみてください。例文はすべてこの作品から引用してあります。

 著者サンテグジュペリが三部に分けているわけではありませんが、この作品は大きく以下の三部構成と考えることができます。作品を読み進めるにつれて、読者の皆さんの文法知識や興味も深まっていくことと思います。注解も一本調子ではなく、次のように三部それぞれ段階をつけて視点・レベルを変えました。

 第一部(dedicace~IX):詳しくていねいに
 第二部(X~XVI):既出項目の再確認
 第三部(XVII~epilogue):中・上級レベルへ向けて

 テキスト間の関連箇所や巻末付録を参照できるように「・」印で示しました。

 さあ、それでは、始めましょう。Allons-y !
【著者紹介】
Antoine de Saint-Exupery(アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ)
作家、飛行士。1900年6月29日フランスのリヨンに生まれる。第二次大戦中、1944年7月31日任務のためコルシカ島のボルゴ基地からP-38型ライトニング偵察機で単身飛び立ち、そのまま消息を絶つ。この最期の状況は長い間謎だったが、1998年マルセイユの漁師の網にサンテグジュペリの名を彫った銀の腕輪が偶然かかって発見される。その後P-38型ライトニングも見つかり、2003年機体が海底から引き揚げられ翌年サンテグジュペリの搭乗機と確認される。銃痕はなかった。
著書:Courrier-Sud『南方郵便機』(1929), Vol de nuit『夜間飛行』(1931), Terre des hommes『人間の大地』(1939), Pilote de guerre『戦う操縦士』(1942), Lettre a un otage『ある人質への手紙』, Le Petit Prince『星の王子さま』(1943), Citadelle『城砦』(1948), Lettres de jeunesse『若き日の手紙』, Carnets『手帖』(1953), Lettres a sa mere『母への手紙』(1955), Un sens a la vie『人生に意味を』(1956).
【訳・注釈者紹介】
小島俊明(こじま としはる)
詩人、フランス文学者。岐阜県に生まれる。
主要著書:詩集『組詩 セバスチャン・バッハの朝』(光明社)『アシジの雲雀』(思潮社)、『星の王子さまのプレゼント』(中央公論新社)、訳書にサンテグジュペリ『新訳 星の王子さま』(中央公論新社)クロソウスキー『かくも不吉な欲望』(現代思潮社)ルイ・アントワーヌ『アシジのフランシスコを読む』(聖母の騎士社)など。

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